招集

音楽について、ただのひとりごと

KEYTALKってなんで売れてるの?

めちゃくちゃ失礼なタイトルである。ファンの方すいません、、、

とは言っても地方民ながら5回ほどライブに参加したことがある。

どうせKEYTALKギャルがモンスターダンスしてるんでしょ?」と思われる方も多いかもしれないがまさにその通りだ。いやもうすごいよ、なにあの一体感。え?バンドですよね?まあルックスはアイドルではないか、、、全員なぜかお笑い芸人に似て(命を狙われそうなのでこの辺にしときます)

 

 

筆者はBaボーカル首藤義勝KEYTALKと同時進行していた、

残響ミュージック所属の「the cabs」というバンドが大好きであった。

おそらく当時のKEYTALKより売れていた。

さあ今から売れてやるぞ~!!って時に

ギターの國光が失踪して解散という、いかにも「残響」という終わり方であった。

義勝、こっちのほうが声質合ってる気がするよ…

 

とは言ってももう彼はKEYTALKの人間だ。

the cabsファンはまぁ最近のパリピ路線を見ると納得いかないかもな。

でも首藤義勝の路線はあまり変わってない気がする。

常に一定なのだ。テンションが。表情が。

sympathyとかトラベリングは雰囲気ぴったりな感じもするけど

 

『壊れたライトが照らした 夜の車道
みんながみんな こうして間違えてる
ぱらぱら降り出した 五月の雨
誰かの髪を濡らして 消えてゆく』

こういう歌詞、好きなんだよな。

では最近のパリピソング、SummerVenusとかどうよ?

 

ほんとに同じバンドか?

PVだと曲に合わせている感じもするけど、ライブだとまじで表情一つ変えずに演奏している。え?あなた作詞作曲して歌ってるんだよね?逆に怖いわ。好き。

 

ツインボーカルが特徴なので、巨匠の歌唱力もかなり大事な要素だ。

この人、ライブのほうが歌がうまい。あとミスチルのモノマネが天才的にうまい。

ギターの小野はちょっとプレイの癖が強いけどKEYTALKの明るさは彼が作っている。

ドラムの八木は愛くるしいルックスでファンのハートを握りしめている。技術もそれなり。笛吹きながらドラムって腹筋バキバキだろうな。毎回思うけど、顔面偏差値上げるためにイケメン一人はいないと売れ続けるのは難しいのかな。

 

まあそんな感じでメンバー個々の個性が強いのと、

作曲を一人でやらないからか、曲の雰囲気がバラバラなのがいいのかも。

最近は陰キャラが苦手なフェス映えしそうな曲が多いイメージだけど、

意外と暁のザナドゥみたいなのもポーンと出すんだよな。

 

だからなかなか古株が離れない。

明るい曲で新規のファンを増やす。そして沼に落とす。野田洋次郎戦法ですね。

 

しかし彼らももうすぐ30歳。川谷健太…じゃなくて絵音と同級生か。

このパリピ路線いつまで続けるのかな~

たまには初期の抽象的な音楽性も出してほしいところです。巨匠の歌唱力もったいないよ。